東別府拓真「Autumn Port」
大切な友人でもありすばらしいギタリスト、東別府拓真(ひがしべっぷたくま)のアルバム「Autumn Port」を紹介します。
彼の略歴から
1984 年鹿児島県曽於市末吉町生まれ。小学生高学年頃から音楽に興味を持ち、PIANO,DRUM、GUITARを独学で始める
2006年上京し、アーティストのバック演奏、レコーディング、アレンジ、レッスンを中心に活動。
2007年、9月より日本を代表するタンゴ歌手、冴木杏奈さんのバックギタリストして決定し、08年4月中国遠征、6月には日本ツアーに参加。現在は一時鹿児島に拠点を移し幅広く活動中。
彼はロックスタイルもジャズも弾けるギタリストなんですが今回のアルバムはアコースティックギターでオリジナルのギターインスト集です。
アルバムで聞こえてくる音はほぼ彼のアコギのみ。彼のもつ抜群のリズム感がないとグダグダになってしまっていたでしょう。
彼のフレーズは一音一音、音価、リズム、アーティキュレーションすべて巧みにコントロールされていて、見事としか言えません。
曲の構成、ソロの組み立てかた、フレーズ。ギターのみの音色でありながら様々な表情を見せてくれます。
ちょっと技術的な話しになってしまうのですが、彼のピッキング速度に注目してほしいおもいます。ただ早く弾くんじゃなくて、一音一音の音の立ち上がりがすばらしくはやい。なのでギターというリズムが出しにくい楽器、さらに単音でもリズミカルに聞こえてきます。
全体の印象は心地よいアコースティックサウンドで疲れた心をいやしてくれるアルバムです。
アルバムは東別府拓真のサイトからメールで問い合わせれば買えるそうです。
http://guitarist0927.web.fc2.com/index.html
僕も自分の曲を作って彼に負けないように頑張りたいと思います。
いつかは彼と一緒に何かやりたいですね。