アンフェノールのプラグでシールドつくったのでノイトリックと比べてみた。
どうもこんにちは。
最近雨が続いて外に出られないので家で過ごすことが多くなってます。
そんな、インドアな時間を持てあましてるので久しぶりに新しいプラグをレビューしたいと思います。
MDR-CD900STをAmphenolのステレオミニプラグに変えたぜぇ~
先日SONYのMDR-CD900STのプラグを標準フォンプラグからAmphenolのステレオミニプラグに変えた時に
Effectoronicsのいっぺいさんからアンフェノールいいよ〜とメッセージがあり、そういえばレビュー用に一組持っていたので作ってみることにしました。
アンフェノールは2006年にオーストラリアでオーディオプラグメーカーとして創業した会社です。
ベルデンやスイッチクラフトと比べるとかなり新しく知名度もまだまだな感じですね。
僕がこのメーカーを知ったのは秋葉原にあるトモカ電気にしか置いてなかったケーブルを買いによくいってたころで、聞いたことないメーカーがあるなぁという印象しかありませんでした。
手にとった最初の印象はとても軽く、塗装もチープな印象。
そのころからノイトリック厨だったので貧弱に見えたんでしょう(笑)
その後、たりきくんが何本か作ってるのみて(ブログみても見つからなかったから記憶違いかも)興味が出てきました。
で、今回いっぺいさんにおすすめされて重い腰が動いたというわけです。
ではレビューを
今回はベルデン8412+ノイトリックとベルデン8412+アンフェノールという比較を行いました。
プラグは両方共ニッケルでLとストレート。
重さ
アンフェノールの第一印象は「軽い」
ノイトリックが32.5gに対し
アンフェノールは24.0gと約25%軽量です。
大きさ&形状
見た目での比較になりますがすごくスリムです。
ノイトリックはガッチリした安心感はあるんですがデカすぎてエフェクターボードでは組みにくかったり、細いケーブルでは不格好になってしまうんですよね…
アンフェノールはL字になっているところにくぼみがあって滑りにくく抜きやすい構造になってます。これはいい。
音質
ノイトリックと比べると明らかにロックな音がします。パキーンと元気なハリがありスラップの音が超気持ちいいです。
僕はプレベをもってないんですがジャズベースのフロントピックアップでスラップしても気持ちがいいのでプレベだともっといいんじゃないかなと思います。
ノイトリックと比べるとローの成分がやや少なめなので歪計のエフェクターを常用するベーシストなら音作りがとてもしやすいと思います。
ローBの再生に関しても特に問題はありませんでした。
ちゃんとローも出てますしアタック音だけ悪目立ちすることもありません。
中音域の粘りは少なく音が軽くなりがちなのでズドーンとした感じは出にくいです。
Hi-c弦との相性はノイトリックに比べると貧弱さが目立ちました。Hi-Cなんてほとんどのベースにはついてないですけど(笑)
つくり易さ
ハンダ付けはしやすかったですね。
しかし中に付いているチューブをはめるのは素手では無理なので作業用のゴム手袋を用意する必要があります。
ノイトリックの機構には及びませんがおしりのゴムもついてますし、中の保護用のチューブもついてるのでトラブルも少なそうです。
スイッチクラフトやG&Hのプラグでは熱収縮チューブで保護する必要があるんですがその必要はないと思います。
ベルデンの8412はシールドのなかでも太く、プラグによっては入りにくかったりしますが、アンフェノールは加工の必要もなく入ります。